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行政指導を「チャンス」と捉え、労働安全コンサルタントを活用した例


 A社は常時約100人の労働者を雇用して、特殊鋼専門加工メーカーとして創業以来、製紙機器、化学機器、食品醸造危機など、幅広い分野で全国的に事業を展開しています。

 しかし、同社工場で洗浄作業での火傷により、休業2週間の労働災害が発生しました。この労働災害を契機にA社経営者は「安全衛生は確保されているか。環境改善はできているのか。」と言う事を強く念頭に置くようになり、この時から、安全衛生に、快適職場づくりに、本格的に着手し始めました。

 その後、労働基準監督署が指導を行ったことに伴って、労働安全コンサルタントが同社の指南役に就任しました。

診断・指導に当たって

 依頼を受けた労働安全コンサルタントは、A社の担当者との打ち合わせに臨み、安全衛生の第一歩から見直すことにしました。その具体的な業務内容は以下の通りでした。

  • 安全衛生診断とその結果に基づく安全衛生指導計画
  • リスクアセスメント手法に基づく安全衛生計画の作成・改善指導
  • 安全衛生管理規定の見直し及び安全衛生管理体制の整備
  • 経営幹部・管理者等安全研修及び従業員安全教育
  • 安全衛生委員会の運営指導及び工場内巡視パトロール
  • A社担当者の衛生管理者資格の取得支援

改善の効果

 A社経営者は安全衛生の確保を経営方針に新たに加えました。経営者の強い決意のもと、現場の作業者の意識もはっきりと変わりました。その結果指導から5カ月で以下の様な効果が得られました。

  • 従業員の安全衛生意識の高揚
  • 社長の安全衛生方針の表明と従業員への周知
  • リスクアセスメント実施事項の特定及び安全衛生計画作成と、そのフォローによる予防型安全衛生管理への取り組み
  • 危険有害業務に必要な法的資格の計画的取得、作業主任者の選任と従業員の適正配置
  • 酸洗い作業現場の作業方法の改善など
  • 安全衛生管理規定の改定と従業員への周知

 同社はその後、労働安全衛生マネジメントシステムの構築・運用を図ると共に、所轄労働局の快適職場の認定を受けました。



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